富士見高原リゾート | オールシーズン楽しめる 八ヶ岳の天空リゾート

ユニバーサルフィールドへの歩み

デュアルスキーの運用も始まり、四季を通して楽しめる環境が整いつつある富士見高原。

これまでの「ユニバーサルフィールド化」への歩みを簡単にまとめてみました。

はじめに


高齢や障害を理由に山や森に行く観光を、ご本人やそのご家族、ご友人たちもあきらめないでほしい。

アウトドア用車椅子「HIPPO」はバリアフリーの為の遊歩道路面整備よりも環境負荷が少なく、より自然に触れ合うことができる水陸両用車椅子です。

富士見高原リゾートではこの「HIPPO」を、世界標準のユニバーサルツーリズムについて長年調査活動を行う、

ASSYstar’s Project 中岡亜希氏と共に 「誰とでも」同じ時間を楽しむことのできる地域『ユニバーサルフィールド』

を目指しグリーンシーズンにおける環境整備を行って参りました。

そして2015-16シーズンは日本の小さなスキー場が世界基準のスキー場を目指し、今年2015年、日本で初めてデュアルスキーを導入。

フランスTesser社認定パイロット4名と共にウインターシーズン稼働します。

まずは「HIPPO」から

2011年から運用している水陸両用車椅子「HIPPO」はゆったりとした背もたれと足を伸ばせる構造により乗員の乗り心地が良く、

太いタイヤと長いプッシュバーにより介助者の負担が少ない特徴を持っています。

また芝生や砂利などの悪路にも対応が可能で、花の里、創造の森など行きたいところへ行くためのツールとして活用されます。

「HIPPO」を導入し効果を検証する中での利点は

①障害者、介助者への体力的負担が少ない 

②悪路走破性が高く頑強である為、山岳地域での使用に耐えられる 

③利用方法が簡便でわかりやすいことがあげられます。

 反面欠点としては

④急な斜面についても利用可能であるが介助者への負担が大きい 

⑤車体が大きい為、移動・転回にスペースを要する 

⑥車体価格が高価(約50万円)であり多数の導入が難しい 

⑦福祉施設利用者など車椅子リフト付車両にて来場する介助者は「HIPPO」への移乗を負担に感じることなどがあります。

 これに対し

④の高低差対策については「天空の遊覧カート」「花の里周遊カート」の導入により介助者も共に乗車できるパークモビリティを提供することで解消

⑤については遊歩道の拡幅により他の利用者との共存が可能となります

⑥については「周遊カート」の運用益等により3カ年で7台の導入が実現しグループでの利用が可能となっています

⑦については乗ってきた車椅子に取り付け可能な補助器具「JINRIKI」の導入で他の選択肢が可能となっています。

 導入による効果

花の里の園内で「周遊カート」と「HIPPO」の無償提供を開始した25年の夏、

「本当にいいものを入れてくれた」と園内の係員から笑顔と共に声をかけられました。

「HIPPO」や「カート」の利用者からお礼の言葉が寄せられ、これにより最初は半信半疑であった係員も「周遊カート」や「HIPPO」の説明が楽しくなってきたようで、車椅子や杖を利用した来場者を見つけると必ず説明するようになりました。

説明する時間は2分程度。安全対策と操作方法だけです。

障害者に対しガイドや専属の介助者がついての案内は魅力的ですが、人員確保、費用負担の難しさがあり、利用者数も限定されます。

このような簡単な説明により、体力的負担少なく利用できる補助機器(道具)があることで、

ハンディの有無に関わらず誰もが利用しやすい観光地が形成できる可能性があるかもしれません。

また利用方法は幅広く、車椅子利用者はもちろん、歩行に不安を抱える高齢者、義足利用者などにも「移動する椅子」として「歩きたい時・場所は歩く」「難しい場合は介助を求める」といった使い分けも行われています。

 

天空の遊覧カート(花の里周遊カート)

ガソリン駆動式ゴルフ用カートが、路面に埋設した電磁線を感知し 自動で方向転換等を行い走行します。

速度は時速3kmで人の歩く速 さと同じスピード。「発進」と「停車」は1つのボタンを押すだけであり、

ハンドル及びブレーキ・アクセルの操作は無く、運転操作 に自動車免許も必要ありません。

標高差200m、片道約1,500mの距離での運用は日本随一となります。

2015年の運行台数は11,500台。 利用に予約は必要ありません。

 「花の里周遊カート」は花の里内にて坂道での利用者の歩行負担軽減の為に2013年に導入しました。

JINRIKI(けん引式車椅子補助装置)

利用者の車椅子の前面に装着することで、前輪を浮かせ、芝生や砂 利の上での走行を可能にする補助装置。

「HIPPO」と共に車椅子利用者の多様性に対応するために導入を決めました。

26年6月より10台、車いす付を12台を導入。

車いすの前後に介助者がつくこと ができる利点から、坂道においても手軽に利用できる機器になっています。

施設内の利用に限り無料で利用することができます。

デュアルスキー(バイスキー)

フランスなどヨーロッパで広く支持されているデュアルスキーは、

世界特許を装備するスキーリフト乗降機能でスムーズかつ安全に搭乗者をリフトに乗降させることができます。

また、2本のスキーによる安定した滑走性能が発揮され、安全面、滑走性能共に配慮されています。

富士見高原スキースクールの利用者が多様化し歩行困難な方の利用が増えたことから導入を検討しました。

世界シェア1位のTessier 社のモデルは日本では初の導入となることから、

その日本人初のパイロットの公認を得るため2015年12 月にフランス・ヴァルトランスでのトレーニングと研修を修了し、

3名のインストラクターが公認パイロットとして認定され導入が可能となりました。

 利用料金は2時間25,000円です。内訳は

  インストラクター料金16,000円 (スキースクールプライベートレッスン料と同一)

  デュアルスキー料金7,000円(スキー用品のフルセットレンタル料金とほぼ同額です)

  保険、その他料金 2,000円(一般的なスキーとは異なる保険料金の設定になります)

 

導入の経緯と経過年表(ユニバーサルフィールドへの取り組み)
2010年7月 「HIPPO」及び中岡亜希氏と出会う。
2010年9月 富士見高原にて「HIPPO」体験試乗会を実施
2010年10月 中岡氏と富士見高原、原村、清里等にて「高原散策」「山岳登山」「収穫体験」
         などを通し「HIPPO」の利用可能範囲を調査
2011年6月 「HIPPO」1台導入 有償にて「ユニバーサルフィールドツアー」開始
2011年8月 中岡氏と上高地徳沢まで「HIPPO」を利用し散策実施
2011年10月 「HIPPO」3台を追加導入(要望のあったグループ利用に対応する為)
2012年5月 「天空の遊覧カート」運行開始 (初年度は2,270台の稼働)
2012年12月 「バイスキー」導入 (下肢不自由生徒のスキー教室参加を可能にする為)
2013年4月 「HIPPO」4台の無償貸出を開始
2013年7月 「花の里周遊カート」運行開始(初年度は18,980人の利用)
2013年8月 「星空のナイトカート」試験運行(天空のカートは25年5,751台運行)
2014年6月 けん引式車椅子補助器具「JINRIKI」導入(当初は10台の運用)
      「車椅子ウォーカー」制作支援 旅行会社との旅行商品造成(HISなど)
2014年7月 「星空のナイトカート」「花の里ライトアップ営業」
       「HIPPO」3台を追加導入(計7台での運用開始)
2014年9月   「JINRIKIチェアカート」2台導入
2015年5月   「JINRIKIチェアカート」10台導入
2015年6月   「Universal Fes」開催 
2015年12月   「デュアルスキー」導入(より多様な利用者の利用状況確保の為)
2015年12月   「天空の遊覧カート」年間運行台数11,500台/35,000人の利用者を記録

 

関連リンク

 Tessier社 http://www.dualski.com/en/

 ヴァルトランススキー場 http://www.valthorens.com/en/japanese.538.html

 ASSYstar's Project (デュアルスキーの輸入およびライセンス講習コーディネート)

  http://www.assystars.com/

お問合せ先

富士見高原リゾート
〒399-0101
長野県諏訪郡富士見町境12067

  • 0266-66-2121(リゾート本社)

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