
裕子のこころづくし〜富士見町の花めぐり〜
- 2014年4月21日

富士見高原リゾートのある富士見町は、この時期はあちこちにお花が咲いています。
梅も、桜も、桃も、こぶしも、ミツバツツジも、みんな同時に花を咲かせるのです。
まるで、春の訪れを今か、今かと待っていたかのように…。
それはそれは美しいので、是非ガイドしていただきながら、富士見の町を歩いてみてください。
お花って不思議ですよね。
誰にも何にも言われないのに、ちゃんと時期が来ると花を咲かせる。
今ですよ!なんて、声をかけられた訳じゃないのに、同時に咲くんですよね。
自然の営みや循環みたいなこと、教えられなくても、ちゃんとわかってるって気がします。
人間も自然の一員。
大自然の恩恵無くしては、生きられない生き物…。
なのに、人はそれを忘れがちですよね。
お花に教えてもらいたい気分になりました。
富士見町のお花たちを見ていると、自然と人間との共存みたいものを感じられます。
作り込まれていない美しさ。
しかし、自然のそのまんま野放しな訳じゃない。
人が少しだけ手を加えることで、自然のそのままより美しい文化として存在出来るんですね。
きっと、それを日本人は里と呼んだんじゃないかと…。
ご先祖さまたちの思いが、花となり、美しい風景となり、文化となっていく…。
現代の私たちの思いだって、そうやって後世に残っていくのですよね。
どんな思いを残したいのか。
どんな日本を残したいのか。
そんな事を考えながら、お花とお話してる気分で、美しい富士見の町を歩いてました。
この季節と言えば、何と言っても桜!
私の一番好きな花です。
日本の心と言われる桜の歌、ご紹介しますね。
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