
裕子のこころづくし〜優しいって、どんなこと?
- 2014年6月01日

HIPPOという車椅子、ご存知ですか?
オシャレですよね。
ものすごく楽に押せるし、自分で乗ってみても楽でした。
富士見高原リゾートには何台も置いてあるのです。
これを遊覧カートに積んで頂上まで行けば、あの絶景と大自然を、
ハンディのある方も一緒に楽しむことが出来るのです。
車輪をスキー板に換えることも簡単に出来ますし、水にも浮かぶし、山道も大丈夫という優れものです!
もちろん、HIPPOはいつでも無料で貸してくれます。
この写真の方は、HIPPOのご縁で出会った中岡亜希さん。
亜希ちゃんは、25歳のときに「遠位型ミオパチー」という筋肉が衰えていく難病に突然かかりました。
これは、希少難病です。
希少難病とは、発症する方が極めて稀な難病のことです。
そのため、その治療方法も、薬の開発も進んでおらず、難病指定もされてないものが多く、患者さんは大変な思いをされているのだそうです。
その数、なんと7000種類。
この亜希ちゃんとの出会いから、小泉二郎さんは希少難病を支援するSORDという団体を運営することに至ったのだそうです。
その小泉さんの本にありました。
体が不自由なあきちゃんと、子どもたちから、心の自由を教えてもらいました、と。
私たち大人は、心が不自由になっている…。
心の不自由……目に見えない分だけ、たちが悪いかもしれません。
亜希ちゃんと小泉さんは、HIPPOに乗って大自然を味わうために、何度も富士見高原リゾートに訪れているのだとか。
そんな優しい富士見高原リゾートが、やっぱり私は大好きです。
FM FUJIの番組「CO906.のこころ」のテーマは、このユニバーサルフィールドツアー。
HIPPOの歌を作りました。
いつの日にか、形だけではない本物のバリアフリーが、ここ富士見高原リゾートだけではなく、日本中どこにも、誰にも、当たり前にある世の中になることを夢見て!